【子育て】ADHD×HSPぎみの親子の体験談!

高校生までの男子の子育て体験談を良かったこと悪かったことを発信します。

今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」

今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」

投げたいものは?

私が今投げたくなったのは枕です。

高校の修学旅行の夜に戻って敷き詰められた布団の上で思いっきり枕投げをやってみたいんです。大口を開けて大声で笑いながら。ウキウキしてきました。

思い出にタイムスリップじゃないんです。

リアルでは10人部屋で陰キャラと陽キャラがおよそハーフハーフでもちろん陽からが優勢で大声で別の部屋の人の悪口を言ったり、陰キャラメンバーは布団をかぶってびくびくしている、そんな雰囲気でした。

私は陰キャラ寄りの一人で当時は枕投げなんて発想すらなくて「早く朝が来て解散したい」という思いでした。

なので、修学旅行の枕投げは空想の話なんです。

陽キャラも陰キャラの垣根を超えて思いっきり枕を投げ合いたいんです。

全員が汗だくで枕が直線的に舞う女子たちの部屋。

「コラ~~~!!」の声で全員が我に返った瞬間窓が割れんばかりの大爆笑に室温は沸点を超える!!

そんな修学旅行に飛びたい気分なんです(^^♪

打ちたいものは?

これまた意外にも蕎麦なんです。

20代の頃生理的に受け付けない独身の上司がソバ打ちが趣味で苦労しました。ソバの実を大量にもらったり、ソバ打ちクラブにしつこく誘われたり。

全身全霊で顔面に力を込めて偽物の笑みで心をひっくり返して「ありがとうございます」と吐き出しソバの実を毎回受け取りながら家に持ち帰ったことは一度もありませんでした。

ソバ打ちクラブは同じ顔で捏造した予定でお断りし続けていました。

でも今思うんです、ソバ打ちクラブに一度でも参加して体験すべきだったと。

今、地響きをさせて思いっきりソバを打ちたい!

投げたいのか打ちたいのかよくわからなくなってきました。

そば粉の塊を腕がしびれるくらい打ちつけたい。

瞬き一つしないで一心不乱に打ち続けてみたい。

そのソバをゆでて冷水にさらして皿に盛り付け麺つゆを添える時には何かがふっきれいているに違いないと思うんです。

 

 

 

 

 

【大学入試】2023年明治大学3学部合格のHSP×ADHDぎみの親子の体験談

都立の中の上、上の下の高校から現役で明治大学商学部経営学部、法政大学・経営学部、成蹊大学経営学部、専修大学・経済学部と商学部に合格した不安症、不注意症の親子の体験談です。子供以上に不安、不安、不安の受験期を乗り越えた軌跡をお伝えします。ママ友なし子供は学校の先生に嫌われまくっている何だかねって感じの親子のストーリーが今後同じ様なお母さんの助けになればと願っています。

受験料はがいくらかかるのか不安

一番不安だったのはお金がいくらかかるのかです。受験料はトータルで322460円で約30万円でした。11月の河合塾の最後の面談では「50万円位はかかるかも」と言われていたので覚悟はしていました。でも何とかノックダウンだけは免れたくらいでかなり心はヨレヨレでした。

 

内訳は大きく2つに分けられます。2023年1月14・15日に行われた共通テスト利用4校と2月に受けた一般受検7日分の受験料です。

共通テスト利用の受験料(4校)7万円くらい

共通テストを受ければ何校でも申し込めるシステムです。共通テストは学校で一括申し込みでした。3教科以上だと18000円です。うちは私立文系受験に搾っていたので国語、英語(リーディング・リスニング)、日本史Bの3教科受験でした。 

72530円はこれ以外の金額で共通テストの結果を利用して4校に申し込みました。1校18000円と聞いていましたが各大学によって微妙に金額が違いました。専修大学・経済学部と商学部(17990円)、東洋大学(20440円)、法政大学(18000円)、成蹊大学(16100円)。

同じくらいだなと思えますが一番コスパがいいのは専修大学でした。17990円で2学部申し込むことができました。次が東洋大学同じくです。他に行きたい学部がなかったので3教科均等配点と最高得点重視2つの入試方法に申し込みました。

学部別一般入試の受験料(7日分)25万円くらい

学部別一般入試の受験料の総額は249930円で約25万円でした。こちらは基本全校、全学部35000円で手数料が多少違いました。國學院大学(経済学部)、法政大学(経営学部)、明治大学(情報コミュニケーション学部、経営学部、商学部)、青山学院大学(経済学部)、東洋大学経営学部)の合計金額です。各大学で全学部入試というのがありますが、子供が倍率が高いから無理というので1つも受けませんでした。

受験料の支払いはセブンイレブンがとても簡単!

共通テスト利用の申し込みは期間が一週間くらいしかないので不安でしたがコンビニで24時間できるので簡単でした。スマホがあるならセブンイレブンなら払込票画面を見せるだけで支払いができるので簡単です。初期に申し込んだ共通テスト利用と第一希望の明治大学青山学院大学だけは銀行の隣のファミリーマートでやりました。マルチコピー機で伝票を印刷してレジに出して支払います。全然難しいことはありません。ただセブンイレブンは至って簡単でした。支払い後は日時が各大学またはucaroのページ上に表示されるので支払ったか不安になってもいつでも確認できます。

滑り止めは受けなくていいのか不安?

人によりますがうちは受けろと言っても「行きたくないところは受かっても行かないから受けない」と言う事をきかないので受けませんでした。結局共通テスト利用で絶対行かないと言われながら専修大学を申し込みました。私としては専修大学なんて入れないかもと思いながら申し込みました。昭和の受験でもちろん絶対受かる学校から受けて行ったのでドキドキでしたが結果的には共通テスト利用で専修大学成蹊大学に合格できてこと足りました。

共通テスト利用入試の東進の判定が厳しくて不安

共通テストのための受験勉強は特にするつもりはないと本人は言っていました。自己採点で現代文83点、古文26点、英語リーディング89点、リスニング70点、日本史B75点でした。東進の判定結果が厳しくて行きたい大学の1つ成蹊大学がCでした。自分で合格最低点とかで調べるとどう考えても余裕で受かるはずなのに。河合塾とベネッセはAでしたが「もしかしたら落ちてるかも」と一般個別受験で東洋大学をプラスで申し込みました。結果的には成蹊大学経営学部)、専修大学(経済学部、商学部)が合格でした。東洋大学は均等配点で繰り上げ合格、法政大学は不合格でした。ほぼ河合塾、ベネッセの判定と同じでした。保険受験の東洋大学の受験が11日で成蹊大学の合格発表が9日だったので35000円は不要になりました。

個別入試の日程が連続していて不安

河合塾の面談で3日以上連続して受けるのはできれば避けた方がいいという話でした。始め本人だけで2月7日・法政大学(経営学部)、2月8日・明治大学(情報コミュニケーション学部)、2月10日・明治大学経営学部)、2月11日・東洋大学経営学部)、2月16日・明治大学商学部)、2月19日・青山学院大学(経済学部)という日程を組みました。結局共通テストで会場だった國學院大學が気に行ってギリギリで申し込んで2月2日受験しました。

2週目3校から4校受ける予定で不安がありましたが、7日の法政大学(市ヶ谷)、8日の明治大学(明大前)は問題なく行くことができました。9日成蹊大学(共通テスト利用)の結果が合格だったので11日の東洋大学の受験は取りやめたので、その週は10日の明治大学経営学部)の受験で終了しました。 

間に合格発表が入ったり、情報コミュニケーション学部の手応えが微妙だったりして、勉強にはもはや集中できなくなっていましたが火曜日、水曜日、空いて、金曜日の日程は問題なかったと思います。

その後第一志望の明治大学商学部)の受験まで5日の猶予があり「よかった」と思っていたのですが、終了した法政大学、明治大学(情報コミュニケーション学部、経営学部)の合格が気になって掲示板とか解答速報とか見ながら一喜一憂しているうちに前日になってしまった感じで勉強には集中できていないようで親としては残念でとてもイライラしました。

本命受験の前日に明治大学(情報コミュニケーション学部)と國學院大學(繰り上げ対象ではあった)不合格で完全に気持ちが落ち込んだところでやっと少し勉強に身が入った感じでした。

かえって日にちが空くより連続して終わった方が親としては楽だなと思いました。

試験中の合格発表は見るべきか?

早稲田志望の友達は「第一志望が終わるまでは他の滑り止めの学校の答え合わせはしない」と言っていたそうです。私もその方がいいとすすめましたが。「ムリ」と言われたので好きにさせました。成蹊大学は共通テストがずれてマークしていなければ大丈夫と自信があったようで試験日の間でしたが勝手に見ていました。合格していたので気分が上がったようでした。第一志望の前日の明治大学(情報コミュニケーション学部)は五分五分という手応えで「どうしようかな?」と言っていましたが結局我慢できず見てしまい落ちていたので落ち込んで怒りだしてやっと勉強していた感じです。

合格発表を見ても見なくても終了した試験の結果は変わらないので難しいところだと思います。受かっていたら波動が上がったりするかもしれないし。落ちていたらその逆になる人もいます。見てもまったくメンタルに影響なしと言う人もいるだろうけど大学受験初体験という人なら少ないかもしれません。

親も同じだと思います。私はネガティブなので最初の成蹊大学の合格発表も仕事先でスマホで見る事もできましたが夕方家に帰るまで見ませんでした。合格を知ったときの感慨は200%以上でした。その波動で翌日の明治大学経営学部)の試験に子供を送り出すことができたと思います。 

明治大学(情報コミュニケーション学部)と國學院大學(経済学部)の不合格も自分では見れず帰宅して知りました。ショックの末、学校の先生に矛先が向いて調査書を開けて見ました。何の問題もなかったので試験ができなかったんだなと諦めました。バカみたいですね。

子供は意外と前向きで落ちてるはずがないとか怒っていましたが久しぶりに勉強に向かっていました。 

WEBで簡単に見えれるだけに合格発表を見ないためには強い意志が必要で、子供は持ち合わせていなかったに違いありません。見るのは子供も親も自由なので、限られた時間の中で結果に左右されずに翌日の試験にコマを単純に進められれば問題なしです。

大学入試のお弁当はいつも食べているもの

3教科受験でも必ず昼食を挟むので昼食持参になります。うちはお腹が弱いので勢い余ってかつ丼を持たせて下痢で途中退場なんてことになったら一生恨まれるだろうと不安でした。WEBで調べていて「いつも食べているものがいい」という言葉が心にとまり、手づくりで恨まれるのが怖かったので弁当に週一で持たせていたレトルトカレーに決定しました。いつも業務スーパーのオリジナル商品を使っていましたが「さすがになぁ~」と思って無印良品で何種類か買って来ました。でもやっぱり「いつも食べているものがいい」という言葉がさらに響いてきて結局、受験初日になる共通テストに業務スーパーのカレーを持たせました。

結果残して帰ってきてさらに「カレーは弁当箱を出したりするのが面倒くさいからやめて欲しい」と言われました。1月塾で勉強する時はおにぎり2個とサラダを食べていると言っていたので以後はおにぎりとサラダに決めました。野球の試合の時もいつもおにぎりだったという記憶も「これで大丈夫」という自信を私には与えてくれました。 

おにぎりは鶏五目と赤飯は必ず入れてあとはノリがパリパリのめんたいことか牛肉とかその日によって変えました。サラダは一応家のタッパーに移し替えドレッシングだけ1個30円くらいのものを添えました。 

早朝5時真っ暗ななか駅前まで買いに行くことで親としての責任を果たしていると勝手に自負していました。野球の試合の時もそうでしたがとにかく手づくり弁当でお腹を下すことが不安でした。毎回「これ以上はできなせん」という気持ちでした。結果的に全ての日程で一度も試験中にお腹が痛くなることもなく、眠くなることもなかったようです。毎回「おにぎり2つしか食べられなかった」と残りを家に帰って来てから食べていました。

大学受験の受験票に写真がなくて大丈夫?

受験票に写真を貼らなくて大丈夫なのかそんなことがすごく不安でした。大学受験の受験票は郵送で送られてくることはなく全校て自分で印刷する方式でした。写真を貼る欄がないので「替え玉できちゃう?」と不思議に思っていましたが入るときに番号と顔写真の照合があるそうです。受験票には当日の時間や注意事項が書かれているので安心です。試験当日は親も子供の試験時間が気になるので受験票を撮影しておいたのは正解でした。

共通テスト利用受験校で安全圏を用意

私立大学の共通テスト利用の受験はいくつでも申し込めるので限りなく迷ってしまいそうですが、基本的には子供が決めました。河合塾の最後の模試の結果として安全圏で1つ申し込みたいと考えていました。大学検索|大学を探すなら大学受験パスナビ:旺文社を利用して頑張って専修大学の申し込みにこぎつけました。こぎつけたというのは子供に納得させたと言う話です。ちなみに獨協大学の経済学部に申し込もうとしていたらバレて怒ってしまいました。もはや無理かもしれないと思いつつ一か八か専修大学商学部を提案すると場所で譲歩圏内に滑り込めました。子供が選んだ成蹊大学東洋大学、法政大学はそれぞれ80%、77%、80%の合格得点率が必要でした。それに比べて70%で合格の可能性のある専修大学商学部に申し込むことになりました。

 

第一志望の明治大学商学部は3教科の共通テスト利用の入試がなかったので共通テストの勉強は一切していなくて特にリスニングに至っては全く手をつけていませんでした。成蹊大学経営学部がリーディングと現代文と日本史Bで受験できるのを発見してワンちゃんあるかもというくらいの気持ちで受験したところでした。結果的には英語と現代文がワンちゃんに該当して成蹊大学専修大学に合格することができました。

 

コロナのことがあったので、2月受験できないなんてこともあり得るので私としては何としても1つ合格して欲しいところでした。専修大学に申し込みが出来たことは私の不安を大分軽減させてくれました。

波動を上げる大学受験前日の食事

試験日の前日は合格祝いのような夕食を全て用意しました。普段あまりいいものを食べていないのが功を奏しました。共通テストの前日は私の実家で食べて以来3年ぶりのすき焼き、デザートは子供の大好物のメロンを用意しました。國學院の前日は一枚2千円のステーキを用意しました。この日の翌日は旦那が良い物を食べ過ぎて体調が悪くなったようです。関係ないはなしですが。法政大学の前日はうなぎ、明治大学経営学部の前日はいくらの釜めしを出前でとりました。ちなみにうちはお客さんが来ない限り出前をとったことは一度もありませんでした。どの日もデザートはメロンにしました。第一志望の前日は再びすき焼きとメロンで締めくくりました。実際に成蹊大学に合格した日も含まれますがどの日もまるで合格祝いのような雰囲気で食事をしました。これが結果につながったかは定かではありませんが、繋がったに違いないと私は信じます。

試験中に親がインフルエンザにかかってしまったら

私は子供が第一志望の試験前にインフルエンザにかかっていました。2月10日子供が明治大学経営学部の受験を終えて帰ってきたくらいから体がだるくて熱を計ったら38度近くありました。疲れもありましたが職場でインフルエンザが流行っていたので間違いないと思いました。家の中でもマスクをして調理中は手洗いと消毒を徹底して風呂は浴槽に入るのをやめました。というか風呂に入るどころじゃない具合の悪さでした。病院に行ってインフルエンザと診断されたくなかったし絶対復活すると心に決めたので土日とにかく水分をとって布団をかぶって寝ていました。11日の東洋大学の受験がなくなったので有難い限りでした。インフルエンザかなと気付いたときは子供に移したら一生旦那と息子に恨まれると思いハラハラでした。

でも具合が悪いおかげで子供が勉強そっちのけで解答速報と掲示板とにらめっこしてることに無駄にイラつかずにすみました。そして必ず治るとゆるがない気持ちが自然にありました。布団の中には病気を治すというプラスの気が広がっていました。今思えば家中にも広がっていたかもしれません。おかげさまで月曜日には病気は完治して普通に出勤して家事もできました。子供にも旦那にも移ることなくインフルエンザは素早く去って行きました。もしもインフルエンザとかノロウイルスとかかかってしまったらマスク、手洗いうがい、水分、「どうにかなる」のポジティブシンキング、できたら自分のために病院へ。気を付けるのは病気のマイナスの波動を出さない広げないことです。病気を治そうとする波動はプラスの強い波動に違いないので心身ともに治療に専念すれば子供の受験の邪魔にはならないと思います。

ucaroの登録は必須なのか?

ucaroは大学入試のためのアプリで出願から受験票の印刷、合格発表、入学手続きまでこのアプリでできる大学もあります。登録が必須になっているところは全てここで管理できるのでとても便利です。受験した学校だと明治大学青山学院大学國學院大學が連携していました。 

「スケジュール管理ができるから早くやって」と頼みましたが「名前がヤバイ」とか言って面倒がって無視されてイライラしました。出願期間が来て明治大学の申し込みでやらざる得なくなりやってみたらごくごく簡単だったようです。メールアドレスとパスワード、個人情報、写真の登録で簡単にできました。この情報が全ての大学の出願に使われるので慎重に入力しなくちゃいけませんが、一度登録してしまえばその後はこれがどの大学でも使えるので楽ちんです。

親と連携することもできます。わざわざ連携しなくてもメールアドレスとパスワードを共有できれば誰でもアクセスできてしまいますね。メールアドレス、パスワードの管理にご注意ください。

調査書の必要数は何枚か?

調査書は出願校の枚数という分けにはいきません。共通テスト利用出願の時に2月からの個別入試の分も一緒に郵送してしまえば各学校につき一通ですみます。うちの場合は共通テストの手応えで第一志望以外の東洋大学と法政大学の個別入試に出願しました。東洋大学は共通テストの時に提出しているので不要でしたが法政大学は別に一通必要でした。結局共通テストの後学校に電話して追加で調査書を用意してもらいました。私が電話して2通と頼みましたが子供が先生に「1通でいいよね」と言われて1通しかもらえませんでした。結果的に足りましたが余分にもらっておいた方が無難のように思います。

明治大学入試で下痢止めは必須アイテムか?

お腹が弱くなくても水がなくても飲める下痢止めを持たせておけば親の心配事が1つ減ります。うちは特に弱い方なので「最悪の事態に備えて鞄に入れておいて」とストッパ下痢止めを持たせることができました。これだけは強要しました。

明治大学経営学部の受験に向かう途中乗り換え駅でもらしそうになってトイレに駆けこんで保険で持たせたストッパ下痢止めを服用して何とかギリギリで試験会場に駆けこんだといいます。焦りながらやっと見つけた自分の番号の席に別の人が座っているという逆境からのスタートで見事合格を果たすことができた奇跡に敬意と感謝を全身全霊で伝えたいところ。 

第一志望の明治大学商学部に向かう朝、前日2つの不合格に身も心も壊れてしまったのか家を出る時お腹が痛いから「ストッパ下痢止めを飲んでいいの」と聞いて来ました。「あれは、あくまで下痢止めだから、多分みんなお腹が痛いからあんただけじゃないよ。ママもあんたの受験でずっとお腹が痛いんだから、気にしなければ治るよ、気にしないことだよ」と送り出しました。結果は見事合格でした。考えなしに出た私の言葉にきっと強く明るいプラスの運気が添えられていたのかもしれません。

繰り上げ合格・追加合格になってから理解すれば大丈夫

合格はシンプルです手続きをすれば入学することが出来るチケットを手にしたということです。ギリギリの点数をとってしまうと「合格するかも、入学できるかも」という曖昧なチケットを手にすることがあります。このチケットの扱いが大学によってまちまちなので深入りすると混乱します。うちは第一志望でこの曖昧なチケットについて調べすぎてあやうく正規チケットを手にしながらあやうく手続きが間に合わないという恐ろしい事態に陥るところだったので、追加合格や繰り上げ合格について調べすぎないことをおすすめします。実際に追加合格や繰り上げ合格になってから調べれば充分です。 

例えばうちは明治大学の情報コミュニケーション学部が追加合格でした。明治大学情報コミュニケーション学部がの追加合格の発表は3月7日と14日の2回でしたが、1回目の3月7日に追加合格が分かりました。この日の前に商学部経営学部が合格していたので最終的には確認するくらいでよかったのですが、この2つとも合格が分からない段階で追加合格について調べまくって精神が疲弊しあやうく商学部の締切に間に合わないところでした。

繰り上げ合格不合格の体験談

うちは國學院大學が最初の合格発表で繰上合格者候補者になりました。次回の合格発表日と目安の時間がucaroで表示されます。その日の前日になるとucaroの表示が合格発表待ちに変わっています。その時は発表日と時刻は見ることが出来なくなります。3回チャンスがありましたが最後まで不合格で終わりました。全ての発表日で告知されていた目安の時刻より早く不合格の発表がありました。

心臓が引き裂かれたucaroの入学手続き

志望校の明治大学で複数の学部に合格したがために入学手続きが危うく間に合わない所でした。繰り上げ合格とか併願についてとか入学手続きの手引きを熟読しすぎたがために、いつの間にか併願の締切日の3月24日に書類の郵送が終わればいいと思い込んでしまいました。

入学諸費用の振込は一週間前には済ませていましたが、第二外国語が決められなくて個人情報の入力を終わらせてくらないので、しょっちゅうucaroの画面とにらめっこすることになっていました、結果的に虫の知らせで「何かおかしい」と気付かされたのが締切日の前々日でした。“住民票”と“卒業証明書”と“誓約書 兼 保証人届/個人情報の利用に関する同意書”という書類の3点を締切日までに郵送しなきゃなりません。卒業証明書は間に合わないので証明書等提出延期願という書類を代用し、学校で卒業証明書をもらってから別途郵送することになります。住民票がもらってあったので何とか前日の朝郵便局に駆け込み簡易書留の速達で送りました。角型2号にラベルを印刷して貼ればいいので楽です。複数学部に合格していると不注意症の親子だとプラスなことばかりじゃありません。注意書きにもありましたが、振込用紙を間違える人もいるみたいです。振込用紙を間違える人もいるという注意書きに「まさかバカじゃん」と上から目線いましたが全くそれどころじゃない崖っぷちで見えざる手にまたも助けられたところでした。

エピローグ・まさかのおもらし!明治大学商学部受験当日

「何何?この匂い???」少なくとも自分を中心に半径3m以内の全員の心の声はこれを意味する呟きに違いなかった。へその下、第二チャクラ周辺を締め付ける激痛とともに不健康な食生活を象徴する強烈な悪臭とともに、性器から第一チャクラを挟んで反対側の穴から流れでる温かい液体。こんな肉体的、精神的、ヨーガ的分析が息子に出来るはずはないが、冷静に液体の色が茶色なのか極めて黄色に近いのか思いめぐらし昨夜、今朝食べたものが走馬燈のようにグルグル巡った可能性は極めて高い。たとえこの窮地を乗り切って残りの回答欄を埋め、この事件をもってしてどうにも奇蹟と言いたくなる合格を果たしたとしてもバラ色のキャンパスライフは忌まわしい匂いの記憶とともに完全に色あせてしまうに違いないのだ。 

これはフィクションでもノンフィクションでもなく私の瞼の裏のコンパクトかつ精工なモニターに何度も繰り返される。フィクション以上にノンフィクション的な衝撃を私に投げかけてくる動画なのだ。決してセピア色ではなくかといって何色かが間引きされていてしかも不透明度は不安定で自分の心の状態に操られているかのように思われる。 

この動画は子供が共通テストに送り出した土曜日の朝から最後の青山学院の記念受検の終了時刻まで繰り返し繰り返し瞼を襲っていた。

 いきなり小説風の書き出し失礼しました。私が試験中一番心配していたのは、子供が試験会場でもらしてしまうことでした。

家庭だけでやる中間期末対策

小学生と中学生の一番大きな違いは、定期テストの有無じゃないでしょうか。それだけで「あの頃に戻りたい」という中学生は結構多いはずです。ここから学生である限りこの縛りはずっと続く訳ですから持病のように付き合っていくしかないわけです。そして、高校受験、入試を考えた時中間期末を制するものが高校受験、入試を制すると言っても全然過言にはなりません。

 

一回一回の中間期末テストをクリアしていれば、受験の広いテスト範囲に対処することだってそう難しくないのです。逆に全て無視していて急に受験目前にこの全ての範囲を取り戻すことはラクダが針の穴を通るほど難しいと言ってもまた過言にはなりません。

 

いかにこの中間期末を制するかそこをここでお伝えしたいと思います。うちは塾に3年生の夏まで行かなかったのですが、2年生の秋から成績が少しずつ上がり始めました。理由は中間期末対策を始めたからです。

 

中3の夏休み前に縁あって進学塾に入りましたが、その入塾の面接で塾に行っていない割に5科目の定期テストの点数が良いので驚かれました。

 

 

2年生の2学期までは宿題や課題はやっていましたが、試験で点数を取るための勉強は一切していませんでした。それが中2の秋周りの友達が殆ど塾に入ったのがきっかけで「このままじゃヤバい」と思ったらしく少し点数をとるための勉強を始めようという気持ちが芽生えたきらいはありました。

中間期末問題集の活用

私はそれ以前から試験勉強をするようにすすめていましたが全く耳を貸さなかったので諦めていました。それが本人のやる気をわずかでも感じたので、全科目の教科書に準拠した中間期末問題集というのを購入しました。一冊750円位でコスパも良かったです。

 

教科書のページ数が参照出来るのが有難かったです。学校から試験2週間前に範囲のプリントをもらって来ますがこれを見て範囲の所を印刷して用意しました。書き込む前に3回分印刷してしました。

 

オレンジで書いて赤いシートを活用してやるように何度も頼みましたが、自分は書き込む派だという主張があったので、そこは清水の舞台から飛び降りる思いで3回分印刷しました。

 

要点をまとめたページが1ページから2ページあり、後は2回分の予想問題という構成です。一回の試験範囲で10ページはいかない位でコンパクトにまとまっているのが良かったです。子どもにはこれをやっても6割の保証しかできないと言っていましたが、理科に関してはこれだけで7割~8割とってきました。

 

数学と英語は学校のワークを繰り返しやる感じで徐々に8割以上とれるようになりました。とにかく本人がどれくらいやれば8割とれるというのを徐々につかんで行った感じです。

友達と一緒に勉強する

試験の前日まで友達が家に居座り一緒に勉強していました。この友勉は都立受験の前日まで続きました。勉強は一人でするものとイライラしたこともありましたが。言う事を全く聞かないので途中で諦めました。

 

でも実はこれが良かったようです。友達は皆遊び人の勉強嫌いです。もちろん本人もそうなのですが、分からない所を教え合うことでお互い理解が深まったようです。助教法もどきみたいな感じでしょうか?

 

本人よりも分からない友達と勉強したのが良かったかもしれません。子どもより出来る人は多数いるのですが、そういう人に教えてもらうよりもちょっとあやふや位な状態で自分より勉強してない人に教えるというのが良かったようです。

 

いかにも勉強しない友達が試験の前日にうちに集まってきて、それぞれの親に通報したい位でしたが意外とお互いのためになっていたのだなと今は思います。

徐々に試験前のペースをつかむ

学校でスケジュール表を試験2週間前に毎回もらうのですが、そんなの真面目につけるはずがありません。紛失して試験後の提出が出来ず気が狂いそうになったこともありました。

 

それでも中2の秋以降、本人なりに「前回は何日前からどれくらいやったっけ?」と振り返るようになっていました。決して試験前全くゲームをしなかった訳ではありません。しっかりやっていました。それだけに、最低限ギリギリの勉強で行こうというスタンスはあったようです。

 

ギリギリの勉強方法ですが数学、英語、国語は2週間前から課題をスタートして終わらせ一週間前から理科、社会の課題と中間期末問題集を繰り返しやるというスタイル。このマイベストスタイルが3年生の前期までには作れていたようです。

 

点数についての反応

入学して何回かの試験では絶対順位が発表されていましたが、いつからか希望者が聞くという方針に変わりました。なので、自分が出来たと言う時だけ聞くようになりました。出来たなと言う時は積極的に聞いていたようです。

 

私はあまり聞きませんでした。あらゆる人の順位を把握している母親なんかもいて驚きでした。その人からうちの子の順位を聞いたこともありました。ある意味スゴイと思いましたけど。私はそこまで疲れるので出来ないなという感じでした。

 

順位ははげみになるので発表アリだと思います。知りたい人が聞くと言うやり方でもいいですが、全く隠す必要はないと思います。悪い成績を直視することで火が付く人も中にはいますからね。

 

まとめ

とにかく、中3の2学期までには中間期末の勉強のマイペースをそれぞれ作っておきたい所です。そうすれば3年になって当日受験の勉強と平行して上手く中間期末の勉強が両立出来るからです。

意識低めで出遅れ!中3夏塾デビュー親子からの!都立受験成功の秘訣!

子供が一人目だと幼稚園や保育園から小学校、小学校から中学校、中学校から高校という教育の節目は親にとっては分からないことばかりです。中でも中学校から高校の節目は今までの2回と違い自動的に通知が来て地域の学校に入れるという訳には行きません。意思表明をして学校そ選択してさらに試験に合格しないと先には進めない節目となるわけです。

 

しかも思春期とあってどこまで親が関与していいのか、関与できるのかも難しいところです。関与しようにも反抗期で拒否され全く無理という場合も多いでしょう。だからと言って丸投げで進路選択がきちんと出来る子はどれくらいいるでしょうか?

 

うちは意識低めで出遅れ、中3の夏から塾デビューした親子です。

 

その実体験目線から周りの意識高めの親子を参照し、母親の私が考えた高校受験、特に都立高校の受験に成功する方法をお伝えします。最後までお読みいただければ成功の意味が分かっていただけると思います。

 

高校受験のために中1からしておきたいこと

順を追ってお伝えしていきますが、まず中1の生活がどのように高校受験、都立受験に影響するかについて見ていきます。中1でどんな生活を送れば高校受験に向けて有利に働くのでしょうか?

中1の学習生活

中学校から制服、指定のカバンで通うという差別化がある地域は多いです。そんなこともあり中学に入ると勉強が難しくなるから塾に入らないとついて行けないという話を都市伝説のように耳にしたりもします。

 

中1の6月位までには一回目の中間テストがあるという学校は多いのですが、この一回に限っては小学校の延長という感じでテストの練習というか全科目簡単のようです。頑張れば上位にランクインすることも可能です。というのも頑張らない人が多いからというのがあります。

 

勉強の仕方も、テストとは何ぞやまで塾に行っていない場合だと全く分からずノー勉強、全く勉強しないで試験を受けるなんて子も少なくありません。だからこそ、ちょっと頑張った人は上位に食い込むのです。ただ、ここで塾に行かないで波に乗れる人は少ないようです。大抵その後「名前は全く見ません」という人が多いようです。

 

次の期末テストに向けて段々と小学校の時との差が出て来ます。英語、数学は積み上げがスタートになるのでここでついて行けなくなると後々厳しくなってきます。特に小学校から塾に行っていた人との差が出始めます。毎日の学習習慣の有無が結果に出てくるのです。

 

中1の3学期頃には学校の部活、野球やサッカー等の外部クラブチームの活動が生活の中心になっている子などは増々勉強から遠のき段々埋めることが出来ない隔たりが出てきてしまします。

 

中学一年生から塾は必要か?

学習習慣がない人は1年生から塾に行って受験に向けての流れを早めに作れればいいのですが、部活がスタートしたりなかなか子供の方でも難しい場合も多いでしょう。親にとっても経済的に3年間塾に通わせるのはちょっとという家庭も少なくないでしょう。

 

1年生から塾は必須ではありませんが塾に行かなくても、行っている人がいることは意識して毎日家庭学習の時間をしっかり確保するように心がける必要はあります。塾のように時間と場所を決めると良いでしょう。6時半になったら自分の部屋の机に向かって復習をするとか宿題をやるとかです。

 

中学受験を体験した家だとそのまま通っている塾を続けているという人は多いでしょう。大手の塾の場合なら高校受験に向けてゴールまでの道筋を塾の先生に任せていればいいと大船に乗っていることが出来るでしょう。

 

中一の最初の中間テストから既に適切にあおってくれて、まだ問題も簡単なので学年のトップクラスに躍り出るなんて子も出て来ます。子供も中学受験に失敗したことは過去の事という感じになり既にエリート意識が芽生えその後の学習の歩みに良い影響が出て来ます。小学校からの積み重ねもあり学習習慣もばっちり出来ているのでどんどん成績が上がり結果を出すという人は多いようです。

 

中高一貫校を落ちた女子はそのまま一直線、都立青山高校に合格されました!!

 

高校受験で結果を出したいならもし中学受験で落ちてしまったとしても、続けて塾に通うことをおすすめします。暫く家計も休ませてまた2年生位からと考えがちですがより偏差値が高い学校を目指すならそのまま塾に通い続けた方が絶対いいです。

 

もし、塾が合っていなかったと思えるならば、集団から個別指導に変えるとかその逆とかこの機会にスタイルを変えてみるのもいいかもしれないです。その辺りはお子さんと話し合って決めるといいでしょう。

高校入試に向けて中1で最低限やっておきたい学習

最低限、数学と英語は積み残しがないように毎回のテストで8割を目指して授業に臨んで欲しい所です。せめて6~7割は毎回の中間期末でとって欲しいです。高校受験の場合1年生の成績は一部を除いてはそんなに問われないことが多いです。成績というよりは理解しておいて欲しい、覚えておいて欲しいということです。

 

英語も数学も一年生あっての二年生、二年生あっての三年生だからです。偏差値の高い学校を目指すなら絶対だし、そうじゃなくても三年生で一年生からのスタートは果てしない道のりになり下手すると間に合わないなんてことも起こってくるからです。

 

そうなると三年生できっついですよ!気をつけて下さい。

 

そして、1年生の成績でも1と2があると推薦を受けられないという学校もあるので、どの科目も1か2は取らないように頑張っておいた方が無難です。三年生でいくら5をとっても志望校に入れないなんてことが出てくるからです。

 

スポーツ推薦でも1があると無理みたいです!

 

出来ればの話ですが国語、社会、理科も一年生から少なくとも6~7割はとっておくといいです。確かに理科と社会は積み上げというよりは、独立した単元の暗記が多い科目なので数学と英語よりはスパートは効きます。でも、都立入試の場合は特に3年生になってどうしても英語、数学、国語で点数が取れない場合は理科と社会でカバーしなければならなので、タイムアップにならないために一年生の時から出来るだけやっておいた方が無難なのです。

 

都立入試に向けて中学1年生でどういう学習が最低限必要なのか、塾に行った方がいいのかをお伝えしました。次は二年生に進みます。

高校受験のために中2でやっておきたいこと

中学校生活の真ん中の学年です。一番楽しい中学校生活を過ごせる時に違いありませんが、中1の時より高校受験を意識しておく必要はあります。流れに乗っておくかおかないかで中三の歩みが変わって来ます。中2で高校受験に向けてやっておいて欲しいことをお伝えします。

 

高校の情報を集める

意識高めの子どもや家庭だと中1から始めますが、2年生になったら行ける範囲にどんな学校があって偏差値がどれくらいで人数は何人なのか、希望の部活があるかなどWEBで広範囲に知っておくことをおすすめします。なぜ2年生でやって欲しいかというと3年生になると時間がなくて自分の志望校とか行けそうな学校くらいしか情報が集められなくなるからです。

 

うちは、直前まで学校の授業内で見学に行った学校に行くと言っていました。情報量が少ないと選択範囲も狭まりますよ。

 

何か買おうと思った時、同じ様なものを比較してから買うとより後悔が少ないと思います。それと同じ様に高校を選ぶ時も3年間通うそしてその後の将来にも影響する一校を決めるためには比較する時間は必要ということです。

 

全然手の届かない学校や逆の意味で「ちょっとここは行かないだろう」と思われる学校も含めて周りにどんな学校があるのか手に取るように分かる位の所まで2年生で調べておければまず後悔はないでしょう。

 

WEBで調べることはもちろん、学校説明会や見学に時間を見つけて行って見るのがなお良いです。文化祭も日にちが重なっていて同じ地域の複数の学校を3年生になってから見に行くことは難しいです。2年生の時の方が自分のレベルと違う学校を見に行くハードルも低いので好奇心で色々見に行ってみましょう。

 

情報を集めたり見学に行ったりしているうちに、行きたい学校がはっきり決まれば、その後の学習意欲も倍増するなんてことになり、受験に向けてより早くスタートが切れるというメリットもあります。

2年生で塾に行く第一波、第二波

2年生の2学期は塾に行く人が増え始める第一波と言える時期です。「えっあいつもか?」という感じで次々周りが行き始めます。ちょうど中学のど真ん中のターニングポイントでもあり塾の方もキャンペーンなどの誘いを積極的に行く時期でもあります。行き始めてすぐに結果を出す人は多くはありませんが早ければ早いほど後々の結果が出てくる可能性は大きくなるでしょう。

 

第二派は塾の年度の変わり目です。その年の3年生が2月で終了になるので3月からのキャンペーンの誘いはさらに盛んになります。ここでなお入らない子はさらに少なくなり完全に少数派と言えます。塾の方でも模試とか情報収集の意味でも最低入って欲しいと思っているリミットと言えるのです。

 

うちは少数派に属していました。私はすすめましたがあくまでも拒否しました。

2年生でやっておきたい学習

遅くとも2学期の期末くらいからは、中間期末の学習方法をマスターしておいて欲しい所です。主要5科目は80~85点以上を目指します。試験のどれくらい前から学習を始めれば間に合うのか手ごたえいを掴んでおきたいです。3年生の夏前の成績までは受験には反映しないので、トライアンドエラーで得意科目と苦手科目の時間配分などベースを作ってしまいましょう。

 

これはうちはやりました。中間期末問題集というのを私が買ってきて範囲の所を3回分くらいコピーして用意しました。一回目はイヤイヤやっていましたが結果が出たのでそれ以降はそんなに嫌がらずにやっていました。特に理科は学校のワークの量よりずっと少ないページ数でまとまっているので3年の2学期まで使いました。

 

実技教科の成績を上げるための基礎を作る

3年生になって音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技教科で高い成績を取ることは都立受験で上を目指すなら早道です。これが意外と2年生から頑張っておくと有利になる場合があります。実技科目はペーパー試験で100点をとっても5が取れない場合もあるし、逆に10点でも美術で5を取った人がいると子供から聞きました。このように先生の主観、感情に左右されることが大きいと言えます。

 

なので、3年生になれば皆が頑張るので2年生の時から頑張ってますアピールをしておくことは大事です。授業を真面目に受けることは必須です。そして先生とのコミュニケーションもより良好になるように。ゴマすりとかは中学生でなんか嫌ですが本当に行きたい学校があるならそれ位する覚悟があってもいいのです。

 

うちは全然だめでした。敗北です。アピール力もないので全然目立たないし。事業中も不真面目で私語をしたり騒いだりしていたようです。結果3年の2学期までこれを引きずりました。得意な体育すら4に終わりました。

 

高校受験のために中3の一学期にやっておきたいこと

いよいよ3年生です。夏休み前に9教科の仮評定が出ます。私立の併願優遇や単願推薦の申請をする場合に仮評定と前期の成績、どちらか良い方を選ぶことが出来る学校もあります。3年生の一学期はもう完全に受験に片足をズボッと踏み入れています。

 

このズボッっという感覚に気づかずに流されて行く親子も意外といます。クラブチームの引退が長引いたうちがそうでした。クラブチームのせいにしてますが、やはり意識低めは認めざる得ません。

 

学校の部活も早くて6月引退なので危険ですよ。なるべく早めに受験モードにギア切り替えは必要です。大事な一学期どう過ごすべきかお伝えします。

 

受験モードで学習をスタートする

部活は運動なら最後の大会が6月くらいまであったり完全に受験モードに入れないという状況の人もいると思いますが、出来る限り受験は始まっていると意識して、毎日の授業に取り組みたい所です。授業中の態度も内申点に反映すると心得緊張感を持って臨みましょう。

 

仮評定はまだ挽回可能ですが、この結果で完全にやる気もなくなってしまったり、弱気になってしまう子も少なくありません。志望校の決定に6割7割かかわってくる時期になるので、この夏前の試験でぜひ目標に近い点数をとっておきたいのです。

 

志望校がはっきり決まっていなくても内申をどれくらい取りたいかという目標は持っていて欲しいです。得意科目は5か4、苦手科目はせめて3。という位でもいいと思うので具体的なイメージを持って学校と家庭での学習に取り組むべきです。

・実行委員、学級委員は積極的に

運動会が春にある場合は都立推薦を狙うなら実行委員に立候補するようにしましょう。高校に送られる書類に委員会活動については書かれます。逆になければ書かれません。

 

うちは何もやっていなかったので、集配係とか黒板係とか事実を書かれてしまいました。

 

ですから、2年生まで何も委員をやっていなかったなら、負担じゃなければ学級委員や体育会実行委員、秋の文化祭実行委員に立候補することをおすすめします。

 

中学校の進路説明会の参加

中学校で進路説明会が行われます。授業時間中に行われ親がそこに参加するという形の学校もあります。ここで全部言ってしまおうという感じで一気に進路指導の先生が出てきて受験の流れについて説明します。

中学の進路説明会について

 

夏休み前の三者面談で仮評定が出ることや夏休み中に志望校の学校見学に行くことなど話されます。これは参加しておいたほうがいいでしょう。一年生、二年生の保護者も参加できるので意識高めの家庭なら既に参加している場合もあるかもしれません。そうでもなければ、必ずここからは平日ですが参加しておいた方がいいです。

 

参加できなければ冊子を子供が持ち帰ることになりますが、そこに書いていないことも話されるので行っておいたほうが無難です。ただ塾に入ってみて分かりましたがここでの説明は不十分です。V模擬などの模試の話はないし、併願優遇の内申など細かい話は何もありません。それでも流れを掴む意味で絶対参加しておいた方がいいです。

 

学校説明会がスタートできるだけ参加を

中学の進路説明会でも話がありますが、私立高校はもちろん都立高校も一部の学校で学校説明会の一回目が6月あたりから土曜日にスタートします。ここから出来るだけ親子で参加しておくと秋の受験勉強のスパートに集中出来ます。

 

うちは土日クラブチームの練習を言い訳に全然行きませんでした。

 

中には秋から一回目が始まる学校もありますが、もし春からやっていて都合がつくなら余裕があるうちに行っておくべきです。夏休み中ももちろんやっている学校もありますが夏期講習があったりして難しい場合もあります。うちは夏期講習を言い訳に結局ダラダラ行きませんでした。

 

秋はもっと難しくなります。V模擬や塾の特別特訓が土日に入って来たり、何よりも受験結果に一番影響する中間期末があるからです。ここで勉強に集中するためにも、学校説明会は春から行けるものは行っておくべきです。

 

区切りの三者面談が集大成

夏休み前までの学習の集大成が仮評定が伝えられる三者面談です。夏休みに入ったと同時に行われます。この面談で受験に対しての現実味が不動のものになることは間違いありません。話題の中心は仮評定ですね。この時は担任は「ちょっとこの学校は無理だな」と思ってもここでははっきり言えず「夏休み中の頑張りにかかっています」とか言うかもしれないですね。

 

もし、もう少し頑張れると言う結果だったとしたら、悪い一点には目を向けず良い一点二点に目を向けると夏休み中のモチベーションにつながる可能性は高いです。例えば一つの2や3に目を向けるよりは、一つの5や4に目を向けて欲しいところなのです。

 

もちろん2を3に、3を4に引き上げる必要はあるに決まっています。それは言わなくてもあえて考えなくても本人も分かっていることなのです。それよりも5が一つでもあるんだから他を上げられるはずと考えるのです。全体をこの5に近づけていこうと。漠然としたフィーリングで気合につながって行くという子もいます。さあ、いよいよ夏休みのスタートです。

 

ちなみにうちですが、英語だけ一つ5だったのです。これが引き金で志望校を上げて行けた気がしています。英語の先生には感謝しています。

高校受験のために中3の夏休みにやっておきたいこと

ここが最後のチャンスと言っていいかもしれないです。遅れをとっている人ならここでやらなかったら終わりだし、ここからの挽回はまだあり得ると言えます。中3の夏休みの過ごし方お伝えします。うちは挽回した方かもしれないです。

 

夏期講習は必須

意識高めの人なら夏期講習に行かず自分で最後頑張ることだって出来ないなんてことはありません。でも、ここまでやって来なかった出来なかったならば、ここはお金をかけて塾の夏期講習に参加することをおすすめします。うちです。

 

募集は沢山あります。V模擬やW模擬とセットになったピンポイントの講習の案内は学校で宣伝のプリントをもらったりもします。ここで塾を探しているのは本当に遅いのですが、もう仕方ないのでどうにかしてこの夏休み流れに乗ることは必須です。

 

うちは、たまたま友達に誘われて進学塾の無料夏期講習で初の塾デビューしました。

 

朝から弁当を持って一日参加するものは理想ですが金額も高いので、せめて午後からでも毎日行く講習を選ぶようにしましょう。もし、ここまで塾に行っていないなら自分でやる教材を用意して決まった時間にやるとかは無理なのでとにかく一日一日続けて勉強できる環境を作りましょう。

 

講習の時間が短い場合も宿題が出ればそれを決められた時に出すというペースをしっかり作ればいいのです。集団と個別指導とどちらが向いているかは個人差がありますが、ここまでやってこなかった人が確実に結果を出したいなら個別指導がいいに決まっています。

 

うちの子もそうだと思って家庭教師のお試しに申し込みましたが、先生が来る直前に拒否、ドタキャン。電話で逆切れされて怖かった!やらなくて良かったと今は思っています。

 

個別が高くて無理なら集団で頑張れないこともないので、とにかくなけなしのお金で出来る限りのものに参加して夏期講習で勢いに乗るのです。

うちは奇跡的にこの波になりました。

 

ここで、タブレット端末の通信教育を始めるという人もいない訳ではありませんが、学習習慣がない意志の弱さをつきつけられて終わるという可能性もあるので注意が必要です。本当は自習は一番効率がいいのですが、ここからスタートの成功は難しいと言えるでしょう。

 

うちは小学校の時スマイルゼミで失敗したのでこれには手を出しませんでした。友達で夏からタブレットデビューした人がいましたが夏休み明けには挫折していたようです。

 

V模擬のスタート

進学研究会が実施する首都圏最大級(年間約38万人が受験)する模擬試験です。都立入試と同じ5科目で実際の試験の練習になります。6月から1月まで実施され塾に行かなくてもインターネットから申し込めます。塾に行けば必ず告知があり集団で申し込みがあります。

 

ここから受ける人数も相当増えて来るので偏差値や志望校の合格率も参考になるようです。これ以前だとまだ受験者が少ないので結果はあまり参考にならないとも言われます。出来れば8月の終わりか9月の始めのV模擬から受験することをおすすめします。

 

うちもここからのスタート模試デビューでした。高校が会場ですが始めは辿り着くのも大変で一緒に夏に塾デビューした友達と反対方向に歩いていたほどです。

学校の宿題は最優先

夏期講習に参加して受験勉強が軌道に乗っても、学校の夏休みの宿題をなおざりにしたらおしまいです。夏休み明け一つでも提出しないなら都立入試の要となる内申が台無しになってしまいます。実技科目も含め最も重視して仕上げなければならない所です。

 

美術や技術家庭、国語の作文など特に気を付けましょう。これを出さないと一巻の終わりだし逆に卓越したものを出せば一気に急上昇グワーンという結果を出せる可能性も出てくるのです。

 

「何でこんな時期にこんなことに時間をかけなきゃならないの?」というような課題も出ますがその気持ちは押し殺し最優先に取り組みましょう。

 

うちの場合は結果は出ませんでした。私がポスターを描き展覧会に出ましたが成績は上がりませんでした。一応見に行きましたが木っ端ずかしかったですね。

 

高校受験のために中3の2学期やっておきたこと

人生の中でも一番頑張り時と言えるかもしれません。殆ど全員が頑張り始めるに違いありません。おそらく志望校が絞られそこにベクトルが直に向けられます。その人とちも含めて中3の2学期やっておきたいことをお伝えします。

 

中間期末がメインのメイン

内申点に直に影響する2回の中間期末を乗り切ること。これがこの期間の大仕事です。ここまで全く頑張って来なかった人もここで頑張れば挽回できる。イメージとしては一攫千金と同じチャンスの時です。

 

うちは都立高校メインの集団の塾だったので塾の講義の内容が試験前は範囲一色になりました。そういう塾に行っていなくても、全集中で頑張るしかない一生でもそう何度とない頑張り時、人生の正念場と言っても過言ではありません。

 

ここで塾に入っていない人は稀の稀の中のレアくらいな感じで本当に少なくはなりますが「ヤバいッ冷」と思ったら最後の砦でここで入るのも手だと思います。この時の2から3、4から5はその後の選択の幅を広げることになるからです。

 

実技科目はペーパーだけ頑張ってもいい成績は望めませんが、ペーパーすら頑張らなかったらもう一巻の終わりです。逆に態度が悪くて先生に嫌われていてもペーパーだけでも頑張れば3はもらえたりという所はあります。とにかく9科目全て手を抜かず頑張るしかないのです。

 

 

V模擬の回数が半端ありません

秋からはV模擬は月に2回くらい実施しているので、最低月1回は1月まで受験して行きます。結果が1~2週間後に分かるのでこれを参照しながら中間期末の勉強を頑張ります。

 

都立高校の場合、内申点と当日点の合算になるのでV模擬の結果で当日点を予測しながら、「もっと、もっと」と内申点に結びつく中間期末の勉強を頑張ればいいのです。V模擬の点数が伸びてくれば中間期末の頑張りも変わって来る可能性は大です。「せっかく当日点こんなに取れそうなのに内申がこれじゃ」という感じで拍車をかける。こういうきっかけ繋げて行きたいのです。

高校の文化祭・最終学校説明会の参加

9月始から都立の文化祭が始まります。私立、都立、毎土日10月くらいまでどこかしらでやっています。自分が行きたい、もしくは行くかも知れない学校の文化祭は出来るだけ見に行くといいです。ただ、あくまで中間期末、V模擬優先になるので思うように行けないという場合もあるので、そこはもう諦めるしかありません。

 

学校説明会も最終になるのでここでは行かなければなりません。ここでもちろん都立が第一の場合でも私立の学校説明会の参加は必須です。殆どの学校が1月に併願優遇に出願する場合に、学校説明会の個別相談で併願優遇の申請をしておかなければなりません。出願書類もここでしかもらえな場合もあります。学校によってはWEB出願という場合もありますが、学校によって様々なので「WEB出願だと思ってた」じゃ済まされない場合もあるので、説明会に一度は行くことをおすすめします。

 

都立、私立ともに日にちがかぶっている場合もあるので、ここでスケジュール管理は緊張感を持ってやるしかありません。インターネットで調べることになりますが、子供だけで難しい場合は親が頑張る覚悟が必要です。これは意識低めの家でもやるしかありません。ここをのがしたら、どこの高校にも行けないなんてことすら起こりうるからです。

 

都立は必ず親子参加というわけではないので、友達と一緒に行ってくれれば楽なのですが、仲の良かった子が必ずしも同じ様な学力とは限らないので難しい場合も多いでしょう。私立は必ず親子での個別相談会が併願優遇や単願推薦の申請に必要な場合があるので志望校が決まったらホームページでよく確認して優先的に参加するようにしましょう。

 

最終の中学の進路説明会の参加

9月の始め頃に最後の学校での進路説明会があり3月の都立の3次までの流れについてタイムスケジュールが知らせれます。これまでに把握していないという場合は必ずここは出ておいた方がいいです。出席出来ない場合は子供が冊子をもらってきます。読めばある程度分かりますが、注意事項などは先生が強調して話すのでよくわかります。いくつかの絶対の締め切り時期があるのでそこをこの時点でしっかり把握しておくと失敗の可能性はグッと減ります。

2回の三者面談

「えっ!2回も!」と驚きですが1回1回学校側で意味があってやっているようです。一回目は中間が終わり2期制だと前期の成績が出た後になります。これと9月始めの学力テスト、学校のV模擬みたいなものですがこの2つを照らし合わせて志望校の話をします。一回目の面接の後に内申に響く最終試験があるのでここでガガッと上がる人、下がる人を想定して2回になっているのかもしれませんが、正直意図がよく分かりません。志望校がはっきり決まっていれば伝えてお墨付きをもらう感じです。 

 

内申点や部活や委員会など中学校生活について高校に伝える書類、調査書についてもここで先生に要望があれば伝える事も出来ます。成績を1上げて下さいとかそういうのは無理ですが、例えば学校外のスポーツのクラブチームに所属していてそこでの優勝について書いて欲しいと頼めば付け足してもらえます。この時だけじゃなく調査書については随時、漢検や英検の合格など学校外の情報については伝えて付け足してもらえます。

 

二回目の面談は私立は併願優遇にしろ単願推薦にしろここで決定です。書面に書いて提出します。12月中に生徒が志望し説明会で事前申請した学校全てに担任が挨拶に行くというから先生も大変ですね。ここで高校の先生と担任が生徒についてどんな話をするのか興味がありますね。三者面談についてはこちらもご覧ください。

 

併願優遇と単願推薦と都立推薦の最終決定

併願優遇と単願推薦の決定

最終の内申が決まっていよいよ志望校を決定して担任に2回目の面談で伝えます。先に書いてきた併願優遇、単願推薦のための事前申請は必須になります。内申点が足りなければ申請することが出来ませんので足りていれば学校の方ではダメとは言われず、そして殆どこの二つの場合は出願できれば合格という流れになります。逆に内申点が一点でも足りなければこの面談で地獄をみることになります。

 

都立推薦の志望校の決定

都立高校の第一志望校と都立の推薦の希望もここで伝えます。特に都立推薦についてはここから、一般受験だけで行く場合と1月からの提出物も変わって来ます。都立推薦については学校の方で無理だからダメですとか言われることはないようですが、集団面接の練習や小論文の練習など時間を取られるので一般入試の勉強と合格率を天秤にかけて出願するかどうか考えることも必要です。

 

都立一般の志望校のデータ収集

都立高校の一般だけで行く人はここで第一志望校を伝えるだけで、これはまだ変更も出来るので仮と言うつもりで言っておくことも出来ます。というのも、都立の出願は2月の始めなので、1月の最終V模擬でガーンと成績が上がれば「こっち行ける」という感じで変更できます。

 

学校としてはここで第一志望を聞くことは1月始め発表される校長会倍率のデータ収集のために必要です。各学校の校長がこの面談で集めた都立第一志望のデータを持ち寄って集計したものが1月10日前後にネットで発表されるのです。推薦と一般がごちゃまぜの希望者の倍率になりますがこれが一般入試の倍率に近くなるとも言われています。

高校入試の3年の冬休みから3学期にやること

ついに秒読みになってきました私立の推薦ならもう一ヶ月を切って来ます。ここからは完全に結果につながってくる正念場ですね。ここまで頑張って書いてきたので一番大事なことをここで伝えられればと思います。

 

冬期講習

ここでついに内申点が決定し都立第一志望の場合、今までのV模擬の成績だとどれだけ自分の力が足りていないのか明らかになって来ます。それだけに頑張りが効く時で「一生で一番勉強した」となればまだまだ第一志望への階段を登っていくことは出来ます。

 

塾に行っている人は冬期講習に朝から晩までお金を払えば行くことも出来ますが、教材も含めて2週間くらいで4万円位は覚悟が必要です。個別指導になればもっと高額になりそれでも、私立の都立で一般しか道がない人は無駄にならないかもしれない教育投資になることは間違いありません。

提出書類の準備

私立も都立も願書は12月中には揃っているはずです。受験票に必ず写真添付欄があるので私立も都立もそこに貼る必要がありますが、学校で撮影したものがもらえるので私立も都立もそれが使うことが出来ます。

 

都立推薦の場合は自己PRカードもここで提出します。一般の子が合格後に提出するものと同じなのでここで混乱が生じがちですが、願書と一緒に提出するのは推薦の場合だけです。

 

親として気を付けてやらなければならない仕事は受験料の振込です。都立は一般も推薦も2200円、私立は色々ですが15000~30000位で、平均だと都立の10倍くらいのようです。これを銀行か郵便局の窓口で振込し領収書に領収印を押してもらわなければなりません。この領収書を願書に添付します。これは親がやらなければならない仕事なので心しておきましょう。うちは提出物とか親子でヤバい家だったので先生が最後の三者面談や他の用事で電話した時に繰り返し言って下さいました。

 

都立推薦の準備&出願&試験

都立の推薦の出願が決まったら12月から1月にかけて集団面接と小論文の準備をします。学校では申し訳程度にやってもらえるようですが、塾の講習の方がクオリティは高いです。ただ都立推薦は内申点が大きく左右するようなのでいくら集団面接と小論文が優れていてもそもそも内申が全然足りなければ受かることはないようです。

 

そして準備をしていたかと思うと出願、入試、合格発表と一気に2月頭までには終わってしまいます。例えば令和2年だと1月22日願書受け付け、26日27日の土日に入試、31日合格発表。。ということでスピーディーです。あっと言う間にキンコンカンコンかチーンが決まってしまうということです。

 

「宝くじに当たるようなもの」とさえ言われる合格率なので落ちる人は多いです。落ちてしまった人は一般受験に進みますが、受験の手ごたえで終了日か翌日から5科目の勉強モードに切り替え再スタートをする必要はあるでしょう。

都立一般の志望校決定から出願

志望校の決定

何度も最終決定してきているように思えて来ますが、都立高校は出願が2月始めなのでそれまで迷う猶予は実はまだ残されています。そして、V模擬は1月中に1週目2週目で2回あります。冬休み中の頑張りでドッカーンと成績が上がれば一つ上の学校に出願出来る可能性もあります。うちが通っていた塾では1月中これにプラスして2回塾内だけの模試がありそれも参考にしました。ここで志望校を上げるのは非常にスリリングではありますがやる人も中にはいるようです。

 

都立一般の出願

都立推薦の合格発表からすぐの2月初旬ついに都立一般の出願になります。ちなみに、令和2年は5日と6日でした。もし推薦で落ちてしまった場合気持ちを切り替え一般に出願という運びになります。

 

土日以外は推薦入試、私立、都立一般全て出願は学校から出発し提出が終わったら学校に戻るようです。ここで大体どんな人が受けに来ているかも知ることになります。受験日に必要な受験票をもらいますが、塾で受験番号のデータ収集を行う場合があります。それに基づき教育委員会の発表のより一早くおよその倍率を把握するためです。

 

うちの子の出願した学校は5本の指に入る倍率でしたが変更はしませんでした。併願優遇の学校にも行きたくないと言ってたのに、チャレンジャーだなと思いました。

 

いずれにしても、ここ2日で一回目の倍率が明らかになります。これを見た時の笑いと涙は微妙な所で、ここでどういう行動に出るかはそれまでの努力値とかメンタルの強弱とか、親の考え方とか色々で変わってくる所でしょう。

 

この時の倍率を見て何と何と出願のし直しが出来るのです。ちょっと株?的な感じですか?ここで参考になるのはやはり塾の意見です。塾の方で変えた方がいいですよとダイレクトに言ってくるとは限りませんが、蓄積データがあるので迷いがあったら相談してみるといいでしょう。併願優遇しているなら冒険もありだと思うので、最終的には子供に任せるということになるのでしょうか。

 

願書取り下げと再提出

一回目の倍率で志望校を変える選択をした場合は一週間後、提出した学校に取りに行って変更する学校に再提出に行きます。ちなみに、令和2年だと12日13日でした。

 

例えば令和2年なら5日か6日に提出し倍率が出て変える場合の一週間の間に担任に相談し校長の確認をもらい、志願変更願を作成します。

 

12日、志願変更願と受検票を一つ目の高校に提出し出願時に提出した書類、調査書を返してもらいます。

 

13日、最終的に決めた学校に提出に行きますが、書類は全書き変えじゃないのがありがたい所です。変更後という欄に新たに提出する学校を書くだけです。面接がある学校に限っては自己PRカードの書きかえが必要なのでちょっと大変になります。

 

この変更が終わった後最後の倍率が発表されます。ここからはもう自分の決めた道を行くしかないという所でしょう。ここで最後から2番目の笑いと涙の山が一度はあると言えますね。笑いを笑い出来るか、涙を笑いに出来るか。本当のラストスパートの約一週間のスタートです。

 

都立一般入試当日

いよいよ試験当日です。道順は願書提出の時に経験済みなので安心です。と言いたい所でしたが、うちの子は反対に乗ってしまったので少し早めに出ておく必要は絶対あります。持ち物は願書と上履き、昼食あたりが持ち物には書かれているのですが、塾では腕時計を持って行った方がいいと直前に言われました。用意出来なかったので持たせませんでしたが腕時計はV模擬の時から受験の必須アイテムなのかもしれないです。ちなみにうちの子は違いましたが。

 

8時半集合で9時から50分間ずつ国数英の試験が行われます。間の休憩は20分です。英語の後12時10分~13時10分まで一時間のお昼休憩があったのが良かったとうちの子は言っていました。V模擬でぶっ続けの5科目の練習をしてきたので余裕があったと話していました。

午後は社会、理科と続き終了です。

 

問題は持ち帰れます。うちの子の塾だと必ず答えを問題に写してくるように言われていたようです。その足で塾に寄り記述式以外の採点はしてもらえます。そこで合格不合格の予測が出来て記述式以外で合格圏内であれば塾から親にも電話がかかって来ます。

 

都立合格発表

合格発表まで意外と長いですよ。令和2年だと3月2日なので10日以上です。発表まで悶々とした日々を過ごすことになります。うちは塾で合格とお墨付きをもらったのですがおっちょこちょいの子なので全部欄を間違えてるとかあり得るんじゃないかと全く信じられず、家族全員で信用していませんでした。本人だけは合格したと周囲に言いまくっていて親はハラハラの時を過ごしました。

 

合格の場合

子供は学校から都立を受けた人全員一斉に出発します。うちは学校の前で待ち合わせしました。都立の場合は学校外に貼りだされていて自分の番号があるか確認してあればその日のうちに合格手続きをします。2日間期間がありますが殆どの人がその日にやって帰る感じです。

 

入学金5,650円の入金は後日なので、その場では書類提出だけですがこれをしないとせっかく合格しても入学することが出来なくなってしまいます。制服の採寸などやっていればそれもして帰る感じになります。

 

この日は大体親子で来ている場合が多いので何となくどんな家庭のどんな感じの子が合格したのか知ることが出来ます。

 

不合格の場合

もし番号がなかったら、併願優遇しているなら直に学校に入学手続きに行きます。大抵は翌日まで猶予期間がありますが、こちらは入学金を支払い領収書を持っての入学手続きになるのでお金の動きが全く違います。

 

うちも覚悟していて、私の方が先に自転車で着くだろうということになっていたので、もし落ちていたらそのまま併願優遇した学校に親だけで手続きに向かうという約束になっていました。そうなると、私の存在の有無で合否が分かってしまうから、どっちにしても姿を見せないでもらいたいとか勝手なことを言われていました。

 

おわりに

合格したものの何だか浮かない日々を送っている親子ですが、とにかくどちらかと言うと意識低めの家庭としては、最後ドッカーンと上がった感じの結果だったのではないかと思います。この学校が子どもに合っているかは未知ですが、受験期間を含めた中学3年間は子ども自身の刻んだ道筋、本人にとってかけがえがない意味のある通過点で、ここがあるからこその、この先が続くのだと確かに思えます。