【子育て】ADHD×HSPぎみの親子の体験談!

高校生までの男子の子育て体験談を良かったこと悪かったことを発信します。

家庭だけでやる中間期末対策

小学生と中学生の一番大きな違いは、定期テストの有無じゃないでしょうか。それだけで「あの頃に戻りたい」という中学生は結構多いはずです。ここから学生である限りこの縛りはずっと続く訳ですから持病のように付き合っていくしかないわけです。そして、高校受験、入試を考えた時中間期末を制するものが高校受験、入試を制すると言っても全然過言にはなりません。

 

一回一回の中間期末テストをクリアしていれば、受験の広いテスト範囲に対処することだってそう難しくないのです。逆に全て無視していて急に受験目前にこの全ての範囲を取り戻すことはラクダが針の穴を通るほど難しいと言ってもまた過言にはなりません。

 

いかにこの中間期末を制するかそこをここでお伝えしたいと思います。うちは塾に3年生の夏まで行かなかったのですが、2年生の秋から成績が少しずつ上がり始めました。理由は中間期末対策を始めたからです。

 

中3の夏休み前に縁あって進学塾に入りましたが、その入塾の面接で塾に行っていない割に5科目の定期テストの点数が良いので驚かれました。

 

 

2年生の2学期までは宿題や課題はやっていましたが、試験で点数を取るための勉強は一切していませんでした。それが中2の秋周りの友達が殆ど塾に入ったのがきっかけで「このままじゃヤバい」と思ったらしく少し点数をとるための勉強を始めようという気持ちが芽生えたきらいはありました。

中間期末問題集の活用

私はそれ以前から試験勉強をするようにすすめていましたが全く耳を貸さなかったので諦めていました。それが本人のやる気をわずかでも感じたので、全科目の教科書に準拠した中間期末問題集というのを購入しました。一冊750円位でコスパも良かったです。

 

教科書のページ数が参照出来るのが有難かったです。学校から試験2週間前に範囲のプリントをもらって来ますがこれを見て範囲の所を印刷して用意しました。書き込む前に3回分印刷してしました。

 

オレンジで書いて赤いシートを活用してやるように何度も頼みましたが、自分は書き込む派だという主張があったので、そこは清水の舞台から飛び降りる思いで3回分印刷しました。

 

要点をまとめたページが1ページから2ページあり、後は2回分の予想問題という構成です。一回の試験範囲で10ページはいかない位でコンパクトにまとまっているのが良かったです。子どもにはこれをやっても6割の保証しかできないと言っていましたが、理科に関してはこれだけで7割~8割とってきました。

 

数学と英語は学校のワークを繰り返しやる感じで徐々に8割以上とれるようになりました。とにかく本人がどれくらいやれば8割とれるというのを徐々につかんで行った感じです。

友達と一緒に勉強する

試験の前日まで友達が家に居座り一緒に勉強していました。この友勉は都立受験の前日まで続きました。勉強は一人でするものとイライラしたこともありましたが。言う事を全く聞かないので途中で諦めました。

 

でも実はこれが良かったようです。友達は皆遊び人の勉強嫌いです。もちろん本人もそうなのですが、分からない所を教え合うことでお互い理解が深まったようです。助教法もどきみたいな感じでしょうか?

 

本人よりも分からない友達と勉強したのが良かったかもしれません。子どもより出来る人は多数いるのですが、そういう人に教えてもらうよりもちょっとあやふや位な状態で自分より勉強してない人に教えるというのが良かったようです。

 

いかにも勉強しない友達が試験の前日にうちに集まってきて、それぞれの親に通報したい位でしたが意外とお互いのためになっていたのだなと今は思います。

徐々に試験前のペースをつかむ

学校でスケジュール表を試験2週間前に毎回もらうのですが、そんなの真面目につけるはずがありません。紛失して試験後の提出が出来ず気が狂いそうになったこともありました。

 

それでも中2の秋以降、本人なりに「前回は何日前からどれくらいやったっけ?」と振り返るようになっていました。決して試験前全くゲームをしなかった訳ではありません。しっかりやっていました。それだけに、最低限ギリギリの勉強で行こうというスタンスはあったようです。

 

ギリギリの勉強方法ですが数学、英語、国語は2週間前から課題をスタートして終わらせ一週間前から理科、社会の課題と中間期末問題集を繰り返しやるというスタイル。このマイベストスタイルが3年生の前期までには作れていたようです。

 

点数についての反応

入学して何回かの試験では絶対順位が発表されていましたが、いつからか希望者が聞くという方針に変わりました。なので、自分が出来たと言う時だけ聞くようになりました。出来たなと言う時は積極的に聞いていたようです。

 

私はあまり聞きませんでした。あらゆる人の順位を把握している母親なんかもいて驚きでした。その人からうちの子の順位を聞いたこともありました。ある意味スゴイと思いましたけど。私はそこまで疲れるので出来ないなという感じでした。

 

順位ははげみになるので発表アリだと思います。知りたい人が聞くと言うやり方でもいいですが、全く隠す必要はないと思います。悪い成績を直視することで火が付く人も中にはいますからね。

 

まとめ

とにかく、中3の2学期までには中間期末の勉強のマイペースをそれぞれ作っておきたい所です。そうすれば3年になって当日受験の勉強と平行して上手く中間期末の勉強が両立出来るからです。